【全品送料無料キャンペーン開催延長中!】6月末まで

【趣味のニホンミツバチ養蜂】飼育準備~採蜜作業まで!【前説】

【趣味のニホンミツバチ養蜂】~ニホンミツバチを飼育してみよう!

●ミツバチの一生と完璧な役割り ー【前説】

趣味のニホンミツバチ養蜂をするうえで、まずは、飼育する上での予備知識として、ニホンミツバチの一生と成長過程によるそれぞれの役割をしておきましょう。
たとえば、ニホンミツバチの飼育をはじめようとして、やっと念願の分蜂群の捕獲が出来たのに、なぜか・・・。

●【動画で見る】ミツバチの一生と完璧な役割り

・日が経つにつれて、巣箱内のミツバチの数が減ってきている。
・ミツバチが毎日のように、一匹、二匹と巣箱の外に出て、ふらふらと遠くに歩いて行ってしまい、何かの病気なのかも?と心配だったり。

などなど、想定外の出来事は、当たり前のように発生します。
そんな中、ミツバチの生態とそれぞれの役割を知っておくと、少しは、心配事も少なくなるかもしれません。

たとえば、分蜂群を捕獲したあと、その群れの働き蜂が、一時的に減るのは、分蜂した時のミツバチの一ヶ月ほどと言われている寿命が尽きる一方、分蜂後に、女王バチが産卵を始め、その卵が成虫になるまで20日間ほどかかります。その間、徐々に寿命が尽きてその数が減っていくミツバチとこれから生まれて成虫になるまでのタイムラグが、一時的に群れの蜂の数が減ってしまうという現象が出てきます。

 

ミツバチは、一つに群れに、一匹の女王蜂と数千匹のメスの働き蜂、そして、繁殖期である春に、群れ全体の一割の雄蜂が生まれることによって成り立っています。

そのような構成の中、まずは、働き蜂の一生とその役割を紹介します。

・働き蜂
働き蜂は、すべて雌バチです。
その卵の期間は、3日間ほど。
幼虫の期間は6日間。
そして、有蓋蜂児巣房に蓋をかけられてからの幼虫期間も含むさなぎ11日となり、
卵の状態から成虫になるまで、19日~20日ほどかかります。

その後、成虫となった働き蜂は、10日~15日間を巣内の掃除や子育て、巣作りを行い、その後、外勤係となり、かみつ集めや花粉集めをして、約一か月強ほどで、その一生を全うします。

ちなみに、外敵の多い危険な外勤係や巣箱を襲いに来た外敵に果敢に立ち向かうのは、その先の寿命の短い高齢の働き蜂だそうです。「これからの未来ある若い者は、ひっこんでろっ!」ってことなのでしょうね!?ホント、頭が上がりません。。。

・女王バチ
女王バチの寿命は、2年から3年と言われ、
そのほとんどの期間、一日1000個ほどの卵を産み続けるという役割を担っています。

働きバチとの大きな違いは、幼虫の時に与えられる餌の違いと言われています。
当たり前ですが、全てのミツバチは同じ女王バチから生まれてきます。しかし、ミツバチの巣には王台という3~10個女王バチ専用の部屋が作られ、女王バチ候補はその王台の中に産卵されます。

その女王バチ候補の幼虫は他の働きバチやオス蜂と違ってロイヤルゼリーだけを与えられて成長します。これで、体の大きさが他の蜂と比較しても大きく育こととなります。

一番先に羽化まれた女王バチは、他の女王バチ候補の卵を次々と破壊します。ほぼ同時に生まれた場合は、他の女王バチを抹殺します。そして、最後まで生き残った一匹のみが女王バチの地位を獲得し、そこで初めて正真正銘の女王バチとなります。その後、他の群れのオス蜂を探しに、野外へと飛び立ち、無事に雄バチとの交尾が済むと、とにかく卵を産んで産んで産みまくります。交尾の時と分蜂以外で巣を出ることは無く、その一生のほとんどを巣の中だけで暮らします。

【交尾標識】と言われている交尾後にオス蜂の生殖器ごと、もぎ取った女王バチ

 

・雄蜂
オス蜂は、主に、春の繁殖期に多く出現してきます。その体型は、働き蜂よりもひと回り大きく、おなかも真っ黒。そして、大きな目もまん丸で、一見、ミツバチというよりも、大きなハエのような姿をしています。


このオス蜂は、その一生を、子育ても、巣作りも、花蜜集めもせずに、ただただ、巣の中やその周りをふらふらと歩きまわっているだけです。そんなオス蜂ですが、唯一の役割は、交尾と言われています。
はい!交尾をするだけのために生まれてきたような存在なのです。

ただ、最近、私が知りえたこととして、女王バチが、交尾飛行へでかけるときに、数匹のオスバチも女王バチを囲むようにして、お供をするという事。
その理由は、あまりにも哀れな行動なのです。それは、女王バチが、ツバメなどの外敵に襲われる前に、自らが襲われるように、大きな羽音をさせて飛び、また、大きな目や真っ黒なおなかなどで、敢えて、目立つような容姿をしているとのこと。それにより、自分自身が、外敵の餌食となり女王バチを守っているのです。

ミツバチの群れとしてのそれぞれの役割。まだまだ、お伝えしきれないこともありますが、人類が生まれるはるか以前から、培ってきた弱肉強食の大自然の中で生き抜いていた完璧ともいえる社会性には、現代の人間社会も、学ぶこともあるかもしれませんね!?

 

【ONLINE SHOP】「幻の蜂蜜」日本みつばちの百花蜜(千葉県産)>>>

タイトルとURLをコピーしました