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はちみつ屋-WABACHI-の想い

●「家畜のセイヨウミツバチ」と「野生のニホンミツバチ」

古来より国内に生息している日本みつばち。世界からミツバチが消えたら人類は4年ほどで絶滅すると言われています。昨今、はちみつ屋-WABACHI-では、それ以上に懸念することがあります。

幻の蜂蜜」と謡われているはちみつは、日本に古来から生息しているためその環境に順応している「日本みつばち」。そのみつばちから採れるはちみつのことを指します。

近年、その数が年々激減しており、年間に採れるはちみつも、一般的な養蜂業で飼育しているセイヨウミツバチでは、ひとつの群れで年間70kg~90kg採取できるのに比べ、日本みつばちは、たった3~5kgと、とても少ない量なのです。

最近では、全国各地で、〇〇みつばちプロジェクトという名前の養蜂が盛んに行われて・・・。

・本編ココカラ⇒いて、「養蜂」・「みつばち」というワードを目にすることが増えてきたと思います。そして、そのような機会が増えたことにより、飼育管理が確立されていて蜂蜜がたくさん採れる「セイヨウミツバチ」を趣味として飼育し始める方や新たなビジネスチャンスとして、はじめる企業や団体も増えてきています。

しかしながら、多くの〇〇プロジェクトなどの企業や団体の方々は、専門家の指導も元でしっかりとした管理の元、飼育をしていますが、趣味での飼育をされている方の中には、書籍やインターネットからの情報のみを頼りに始められている方もいらっしゃいます。

セイヨウミツバチは、明治時代に輸入されてきたみつばちで、本来は、日本国内に生息していない外来種。日本国内の環境下では、人間のお世話がないと生息し続けることができません。その理由は、秋になると確実に襲ってくるスズメバチの襲撃と越冬ができないということです

 

セイヨウミツバチは、日本国内では生きていけない。

セイヨウミツバチの本来の原産地(生息地)であるアフリカ、ヨーロッパ~中央アジアには、みつばちの最強の天敵であるオオスズメバチが生息していなく、セイヨウミツバチは、その対抗手段を身に着けておりません。それどころか、体長が数倍もあるオオスズメバチに一匹ずつ果敢に立ち向かい、その結果、次々と瞬時にかみ殺されてしまい、あっという間に、数千、数万匹がいる群れが丸ごと全滅させられてしまいます。これが、セイヨウミツバチが日本国内で生息できない大きな理由のひとつです。

ちなみに、在来種の日本みつばちは、古来より、オオスズメバチとの戦いを続けてきたため、その対抗策を身に着けており、むやみに立ち向かうことはほとんどありません。オオスズメバチが襲撃に来ると巣の中に籠城し、万が一、わずかなスペースの入り口から巣の中に入り込んできても、数匹のオオスズメバチを集団で囲い込み「熱殺蜂球」を作り、熱死をさせることにより群れを守り続けてきました。

 

セイヨウミツバチが日本国内で生息できない理由のもう一つが、「越冬」です。元々、温暖な地域で生息してきたセイヨウミツバチにとって、日本の冬場の環境は、かなり厳しいもののようです。

セイヨウミツバチを飼育しているプロの養蜂家さんの多くは、巣箱を藁やゴザなどで囲み、換気をしつつもしっかりと断熱をとれるような準備をしています。まれに、そのような直接的な越冬対策をしない養蜂家さんもいらっしゃいますが、秋の大量の給餌や冬場に猛威をふるうダニやウイルス対策のための薬剤の投与など、間接的な越冬対策は必ずしています。そうすることによりセイヨウミツバチが国内でも越冬できるように、入念な管理をしています。

 

日本の環境に順応してきた?セイヨウミツバチ

前述のように、セイヨウミツバチが日本国内で生息を続けられない理由は、明確なものでした。数年前までは・・・。

しかしながら、ここ数年の間に、セイヨウミツバチがするはずのない行動「熱殺蜂球をしている!」・「野生のような群れが越冬していた!」などとという報告を、度々耳にするようになりました。
これは、個人的には、とても危険なことだと懸念しています。

その理由は、
・在来種の日本みつばちの蜜源を奪う。
・日本みつばちの群れを襲う。
などです。


セイヨウミツバチによる熱殺蜂球

前述にも記したように、セイヨウミツバチは。日本みつばちに比べて大量の花蜜を集めます。その分、多くの蜜源が必要となります。それは、日本みつばちにとっては、とても脅威なのです。たしかに、集蜜ができる植物の種類は、若干違うこともありますが、多くの場合、その蜜源は重複しています。

また、セイヨウミツバチは、日本みつばちよりも体長がひとまわり大きく、攻撃的な習性をもっており、頻繁に、日本みつばちの群れを襲撃に来ます。以前は、養蜂家さんの管理下から、まれに逃げ出したセイヨウミツバチも、秋の後半には、ほぼ確実に全滅していたので、日本国内で繁殖することはありませんでした。

しかしながら、趣味ではじめられる多くの方が、知識と管理が乏しい状態で飼育をし、まれに、春の巣別れ(分蜂)群を自然界に野放しにしてしまうことも目立つようになってきました。

また、セイヨウミツバチ自身も、オオスズメバチへの対抗手段を身に着けはじめ、越冬もできるように順応してきたとなると、近い将来、在来種の日本みつばちは、絶滅してしまう可能性も無きにしもあらずだと思っています。

 

はちみつ屋-WABACHI-が想い

そのような近年の状況の中、はちみつ屋-WABACHI-では、日本国内の花々から、日本国内の在来種である日本みつばちが集めた、純粋な国内産のはちみつの販売にこだわり、その活動を通して、みつばちにとっても、人間にとっても、多くの動植物にとっても、豊かな環境作りに少しでも多くの人たちに興味を持っていただけることを願い、2024年1月に、このサイト「日本みつばち専門店 はちみつ屋 -WABACHI-」を立ち上げることとしました。

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